日常厄を落とす風水術~その5~

あなたの心と体に付いた日常厄を落とす風水を紹介します。「これならできる!」と思うものを、さっそく試してみてください。

 厄落とし風水術【深呼吸する】 

人は同じ環境に居続けると、イヤでも体に厄をため込んでしまいます。付いた厄を浄化するためには、環境を変えて気分を一新する必要があります。これが厄落としの基本的な考え方です。

環境を変えるといえば転職や引っ越しなどが考えられますが、時には、その場で身についた厄をその場で落とすことも必要になります。そんなとき、誰にでもできる簡単な方法がいくつかあります。

1番簡単なのは、呼吸リズムを変えることです。

 深呼吸活用法

「嫌なことを言われた」「不愉快な目にあった」という場合

まず深呼吸してみましょう。カーッとなる前に、その場でお腹の底から大きく息を吸って、ゆっくり吐き出せばいいのです。これを3回繰り返せば、もう厄はあなたのそばを通りすぎ、はるか彼方に去っているはずです。

 電車の中

改札や門をくぐることも、簡単な厄落としです。

混雑した電車などでは、どうしても他人の厄がこちらにも移りがちです。とくに朝の満員電車は、電車が揺れた拍子に靴を踏まれたり、雨の日には傘からしたたり落ちる水滴に悩まされたり、時には女性が何気なく振り払ったロングヘアが顔にあたってしまったりもします。髪の毛から相手の厄が移ってきてしまいかねませんから、注意しましょう。

電車の中で厄がたまりそうなときは、もし可能なら少し窓を開けて、深呼吸しましょう。

周囲に迷惑をかけない程度の音量のヘッドホンで音楽を聴いたり、本を読んだりして気分転換するのもいいでしょう。ちなみに手帳カバーはオレンジ、ブルー、ライトグリーンのコンビがベスト。ブックカバーは、恋愛運を上げたいならピンク、仕事を頑張りたいならブルー、気力を出したいならグリーンにしてください

満員電車から降りて外に出たら、思いっきり深呼吸します。電車で付いた厄を振り払えると同時に、すっきりとリフレッシュできます。

 職場での深呼吸

時には理不尽なことで上司から責められ、頭に血がのぼりそうになることもあるでしょう。しかし、イライラはマイナスな感情ですから、厄の種になってしまいます。そこで、会社の窓を開けたり外に出たりして、ゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。イライラが収まってから席に戻れば、仕事がはかどりますよ


 厄落とし風水術【家を買う】 

「家を買うのは、最大の厄落としになる」と風水ではいいます。ただし、吉方位の吉相の物件であることが条件です。

吉方位へ移動すると追い風を受けて、自分の実力以上のパワーが出せるようになりますが、凶方位に向かうのは、風に逆らって歩くようなものです。どんなにがんばっても歩く速度はおそくなりますし、時には突風にあおられて転んでしまうこともあります。

 凶方位の凶作用

  • 思った以上に家のローンがきつい
  • 隣近所の人とトラブルを起こしてしまった
  • 家の前にマンションが建って、日当たりが悪い

などというのは、凶方位の凶作用をうけていることが多いのです。

 吉方位の吉作用

吉方位に家を買うと、その土地の神様が「よく来たな」といって、あなたに快くパワーを貸してくれます。そのため、

  • 何かとツキに恵まれることが多くなる
  • 長年の夢を叶えるチャンスがひょいと転がり込んでくる
  • 目上の人から引き立てられたりするようにななる

前の家で付いていた厄も、新居で暮らすうちに自然に溶けて流れ落ち、だんだん身が軽くなってくるのを実感できるでしょう。

 吉方位でもツイてないとき

注意点としては「厄が落ちている最中は、つらく感じることがある」ということ

  • せっかく吉方位に越してきたのに、ツキが落ちました
  • 吉方位に引っ越したのに、今ひとつ体調が悪いです

という人が少なくないのは、それまで付いていた厄がはがれかかっているからです。ゴムボールの中にたっぷり詰まっていた不運が、幸運と入れ替わって外に出るとき、ゴムボールの外側にフワーッと不運の気が広がります。ただし、一定の期間がすぎればその気は跡形もなくどこかに消えてしまいます。

吉方位に引っ越してから1~3年の間に起こるトラブルは、「一過性のもの」と割り切って、あまり深刻に受け止めないようにしましょう。家をこまめに掃除したり、定期的に自分自身のお清めするなど、環境をしっかり整えて真面目に毎日を送っていれば、恐れる必要はありません。

「吉方位に引っ越してきたのだから、私はこれから絶対幸せになれる!」と、ドーンとかまえていればいいのです。


 厄落とし風水術【学生時代の同級生に会う】 

ある時代を一緒にすごした同級生というのは、お互いに「素」がわかっていますし、日常のしがらみもない分、ラクに付きあえます。

還暦をすぎると、性格もすっかり丸くなっています。人生の山場をすぎ、とりあえず落ち着いているせいか、変に相手を嫉妬することがないので、一緒にいてとてもラクなのです。

「自分の人生は、どうあるべきなのだろう?」「自分は何のために、生まれてきたのだろう?」と悩んだりしたときは、小学校や中学校時代の同級生に会って話をしてみるといいですよ。自分が忘れていた夢を、相手が思い出させてくれますから。

同級生たちとは、直接的な利害関係がない分、正直になれます。「前よりいい顔しているね」「昔よりお金持ちっぽくなったな」、あるいは「前よりせっかちになったんじゃない?」など、いいことも悪いことも、そのままストレートに感想をいってくれます。

 同級生に会えない場合

学生時代の文集を読み返してみましょう。そこには、「将来は○○になりたい」と、自分の夢が書いてあることが多いからです。

 昔通った学校を訪ねる

小さい頃に自分を育ててくれた土地に行くと、土地の神様が喜び、さわやかな風で厄を落としてくれます。合わせて地元の神社を参拝すればベストですね。

「厄が付いたら、自分を育ててくれた土地へ行け。生まれた土地の氏神様(産土神様(うぶすながみさま))に行け」と風水ではいいます。人生の行き先がわからなくなったときは、ぜひ試してみてください。初心に戻ることができます。


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