土地風水~道路と立地をチェックしてみよう!!~

これから引っ越す人はもちろん、今の家の吉凶を判断するお役立ち風水情報をご紹介します

土地風水~敷地に面した道路の幅を見る

 「道路は龍脈」

昔から道路は物資を運ぶために人が行き来しそれが町や村の発展、繁栄に繋がってきました。つまり、道路は幸運をもたらすものとして考えられています。

 個人住宅の場合

道路の広さは6mが望ましく、4~8mくらいまでが適当と風水では考えます。

狭すぎたり広すぎたりする道路、曲がりくねった道路は凶です。ご自身の家に接する道路をチェックしてみてください。

狭すぎる道路は幸運の量が少なくなり、曲がりくねった道路は幸運パワーの加速がおとろえ運気が下降してしまいます。

一見、吉相に見える広すぎる道路は幸運の“気”を家に取り込むのが困難になります。

たとえば、蛇口から勢いよく出ている水をコップに汲もうとしても、水の勢いが強すぎて跳ね返りコップになかなか水はたまりませんよね。

「幹線道路沿いの家が凶」というのはそういう理由からです。

 家から見た道路の方角

北側の道路

交際下手になりますが、そのぶん人間関係に気を配れば、落ち着いた暮らしができます。

門や玄関を東側に配置すると吉

北東側の道路 変化の多い人生になる可能性大。ゴミ置き場がある場合は、盛り塩で清めること
東側の道路 朝日の当たる確立が高くなるので、誰が住んでも吉相になります。健康運、仕事運、勉強運がアップ
南東側の道路 日当たりが良く、誰が住んでも吉相になります。人間関係に恵まれ楽しい毎日を過ごせるでしょう。
南側の道路 昼間の太陽が当たりやすいため、家の中が明るくなり吉相になります。住んでいる人は個性的で派手好きになりますが、才能で勝負できるようになります。
南西側の道路 落ち着いた“気”が流れる道路です。ただ、ゴミ置き場がある場合は盛り塩で清めること
西側の道路 人を寄せ集めるパワーにあふれており、商売を営んでいる人には吉。にぎやかな家になる
北西側の道路 家の中に落ち着いた雰囲気が漂います。道路に並行して家を建てれば南東向きになり。日当たりがよくなって吉相になります

土地風水~立地を見る~

敷地に接する道路の幅が十分に広くても、条件次第では凶相になる場合があります。

どのような場所に建っているのか周辺の状況を踏まえてみていきましょう

 T字路の突き当たりに家がある

玄関前の左右に道路が走り、さらに玄関からまっすぐ道路が延びているのが「T字路に面した家」

いろいろな“気”が混じり合ってストレートに家の中に飛び込んでくるため「事故に遭いやすい」「不意の出費がかさむ」などの凶作用が起こりやすくなります。

 対策

家の正面に直径10㎝くらいの鏡をつけ前の道路からやってくる“悪い気”を跳ね返しましょう。

 道路のカープの外側に家がある

「包丁の刃物が家のほうにむいているようなもの」と風水ではたとえます。

道路ではなく、線路も同じです。道路や線路が弓なりに湾曲しそのカーブの外側に面して家が建っていると、「事故に遭いやすい」「精神的に不安定になる」などの凶作用が働きます。

 対策

門から玄関までのアプローチをなるべく長く取って道路と家の距離を離すか、門の両脇に木を植えるといいでしょう

 建物の角がこちらをむいている

「家を囲む建物の角がこちらを向いていると、その角から邪気が飛んでくる」と風水では考えます。

たとえば、自宅から見て北方角の建物の角が向いているなら「北のパワーが低下する」ということになります。

 対策

その建物に向けて直径5~10cmほどの手鏡を置いたり、植物で邪気をブロックするといいでしょう。

 高層マンションの周囲を、低い家が取り囲む

高層階は強風に悩まされ、低階層は日当たり、風通しが悪くなります。

こういう立地の高層マンションに住むと「協調性がなくなる」「人間関係で孤立しやすい」「協力者に恵まれにくい」といった凶作用が働きます。

 対策

すでに住んでいるなら玄関に白色・ピンク色・黄色・赤の4色の花を飾るといいでしょう。ただし、営業マンやフリーで働いている人など、独力で頑張る人ならこの立地は悪くありません。

 家の四方を高い建物が取り囲む

閉塞感があるため気持ちが沈み、人生に消極的になる恐れがあります。

また、日当たり通気性がよくないため健康面にも問題が生じがちです。

 対策

可能であれば吉方角に引っ越すのがベストですが無理なら、敷地の四隅に盛り塩をする、家の周囲に木を植えるなど家を守る風水術が必要となります。

 狭い敷地に建物が密集している

隣近所と幸運の奪い合いになり、よほど強運でないとなかなか幸運がつかめません。

たとえば、東側に隣家が迫っていると朝日が当たらず、東のパワーが不足してしまいます。

「お隣はバリバリ仕事をやるのに、うちは元気がなくて困っちゃう」というのは、たいていがこのパターン

 対策

家の東方角に朝日の絵を飾ったり、赤いりんごを3個飾ったりして東のパワーを呼び寄せます。不足している方角のパワーを補ってください

 家の前に歩道橋がある

歩行者が利用する歩道橋やその周辺は「それなりにパワーの強い場所」お店なら人が集まりやすい吉相ですが、住宅の場合は日陰になったり家の中をのぞかれたりする心配があり、気持ちが落ち着きません。

 対策

視線が気になる場合は歩道橋に面した窓に、その年のラッキーカラー、または方角と相性のいい色のカーテンを掛けるといいでしょう

 家の前に横断歩道がある

歩道橋と同じく「それなりにパワーの強い場所」といえますが、排気ガスや騒音に悩まされることがあります。雨の日に水がはねる音も、意外に気になるもの。

 対策

横断歩道に面したラインに木を植えて、邪気をブロックしましょう

 交差点の角に家が建っている

幅10m以上の大きな道路が交差する場合、東南の角地なら日当たりは抜群。大きな店やオフィスビルなら吉相ですが、住居用の小さな家だと、騒音や排気ガスに悩まされる恐れがあります。また大きな龍脈が交差する付近は“気”が乱れやすいため家の中に幸運パワーを取り込みにくくなります。小さな道路の交差点の角では、事故に注意。

 対策

敷地の角に木を植えたり、小さな鏡を貼ったりするといいでしょう。

 丘の上に家がある

高級住宅地といわれる場所にあり、丘全体が龍の背中のようになだらかにうねっているなら「龍脈が走っている」と考えて間違いありません

特に家からみて北側が高く、南側がゆるやかに下がるなら南傾斜なら大吉。日当たりがいいだけでなく、幸運パワーをどんどん家の中に入ってきます

「幸運の“気”は、上から流れ落ちて下にたまる」という性質があるので、丘の上だけでなく下にある家も環境がよければ吉相になります。

 街路樹が立ち並ぶ住宅街

高級住宅地に多い桜並木やケヤキ、松、ポプラなど並木にも色々ありますが、住環境としては最高です。落葉樹なら冬は葉が落ちるので日陰にならず、夏は逆に葉っぱが日陰を作ってくれますよね。道路からくるパワーも、街路樹が邪気をブロックしてくれるので、何もない一般道より吉です。


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